CIRCLから読者の皆様へ大切なお知らせ

睡眠・健康マガジンCIRCLは、この度の医療系メディアの信ぴょう性や著作権に関する一連の問題を、健康系情報を扱うメディアとして真摯に受け止め、自主的に掲載中の記事を見直すことを決定いたしました。少しでも多くの方に正しい情報をお届けするため、当メディアの掲載基準を見直した上で運用を徹底して参ります。品質を満たしていない可能性のある記事は非公開にしてまいります。一部ブックマークやシェアいただいた過去記事で見られないものが発生するなど、日頃よりご愛顧くださっている読者の皆様には多大なご迷惑をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます。今後ともCIRCLを何卒よろしくお願い申し上げます。
CIRCL編集部

毒素を排出する?痩せる?はウソ サウナの本当の効果とは

 スーパー銭湯や温泉など入浴施設に行ったとき、サウナに入る習慣はあるだろうか。70度以上に熱せられた部屋で、じんわりと汗を出すと、すっきりとした気分になれる。気持ちがいいというだけでなく、さまざまな効果を求めてサウナを使う人もいるだろう。痩せるから、体の毒素が出るから…。サウナがもたらす効果についてお伝えしたい。

サウナはオジサンだけのものではない

 ひと昔前は、サウナというと専用施設で、オジサンたちが行く場所というイメージが強い所だった。しかし、今では、スーパー銭湯や温泉、フィットネスクラブにも設置してあるところが多く、男性だけでなく女性もサウナを利用するのは当たり前の時代になっている(※1)。

サウナにはどんな効果があるのか

 サウナの利用者は多いものの、なんとなく良さそうだから使っているという人も多いのではないだろうか。
 サウナの部屋の温度はとても高く、皮膚温度は40度近くまで上がる。体を冷やそうと心拍数が上がり、血管も広がる。結果的に、血液循環が良くなる。これは、適度な運動をしたときと同じような効果をもたらしてくれる。

 また、これまでの研究で心血管疾患の死亡リスクを減らす効果も明らかになっている。フィンランドの研究で週に2~3回、サウナを使う人は、週に1回の人に比べて心臓病が原因で起こる心臓突然死が22%少ないことが分かった(※2)。その効果は特に男性で顕著にみられ、サウナを週4回以上、利用する男性は、週1回の男性に比べて、心臓突然死がなんと63%少ないのだ(※2)。

サウナで「痩せる」はウソ

 サウナで「毒素を排出する」とか「痩せる」ということを目的にしている人がいるかもしれないが、これは、サウナの効果ではないのでご注意を(※2)。確かに、汗が出て、体重は一時的には減るかもしれないが、水分が減っただけで脂肪が減ったわけではないし、アルコール、水銀、アルミニウムなどの毒素は、腎臓や肝臓などで分解されて除去されるもので、サウナで汗と共に流れ出るわけではない(※2)。

 また、心拍数が上がることで運動をしたときと同じような効果が得られるものの、サウナに行ったら運動はしなくても大丈夫という意味ではない。運動をサウナには置き換えられないことは覚えておこう。

最大のリスクは脱水

 サウナは良い効果をもたらすだけではないので注意も必要だ。汗をかくことはメリットでもあるのだが、汗をかきすぎるとデメリットになってしまう。脱水に陥る危険性があるのだ(※2)。当然と言えば当然だ。サウナの中は高温多湿の真夏の気候に似ている。その環境の中で何分か過ごすわけだから、時間を守らないでいると、真夏に熱中症になるのと同じことが起こるのだ。20分以上過ごさないことと、サウナに入ったらコップ2~4杯分の水を必ず飲むことを心掛けていただきたい。

サウナ体験のススメ

 寒い季節は温泉などに行く機会も増えるだろう。これまでサウナを使ったことがないという人も、ぜひ、サウナがもたらす効果を味わっていただきたい。くれぐれも水分補給はお忘れなく

参考・引用

  • ※1:サウナブーム再燃! 女性や若者を魅了する「ロウリュ」とは? http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20141210/1061706/?P=2
  • ※2:Sauna: What are the Health Benefits? http://www.medicalnewstoday.com/articles/313109.php

WRITER

kix

ARTICLE

  • 20人以上の女性とセックスした男性は前立腺がんリスクが低くなる!?
  • 「臭いオナラ」は重大な病気のサインかも? 臭い頻繁な「オナラ」に要注意
  • 1000人に1人発症!? デート中に突然眠り始めてしまう障害
  • 体が硬くて何が悪い!…て実は本当に悪いの、知っていた?
  • 起きて「すぐ」にベッドメイキング。 その行為があなたの寝具をダニのすみかにしているかも!?
  • 42度のお風呂が最も危険 冬場の入浴中の急死は交通事故より多い
  • 今後の発展に期待大 海女さんの血管年齢は通常より11歳も若い!
  • たばこの依存性は麻薬とほぼ同じ!そのツラい禁煙をラクに変える新発見とは
  • 飲酒の後によく眠る方法
  • かざすだけでカロリー・アレルギー・添加物が分かるアイテムが間もなく発売?
  • 「子どもの5人に1人が便秘」 過半数が学校でトイレを我慢
  • 部屋が散らかったままでも大丈夫!母親が幸せを感じるために「しなくてもいい」こと
  • スマホが「こころ」の治療法?うつや不眠にも効果。オンライン認知行動療法
  • 1日カップ2杯分のココアが超高齢社会の救世主に?研究結果からみる脳の活性化
  • 「また来た…」繰り返す腰痛 この厄介者を撃退するストレッチご紹介
  • ナポレオン、サッチャーの超短時間睡眠。7時間睡眠のあなたにもできるのか?
  • 子どもが高熱で幻覚、異常行動? 「高熱せん妄」に注意を!
  • 「身長が高い」は実は羨ましくない!? 身長を決める遺伝子大量発見
  • あなたは何月生まれ? 新春・生まれ月にみる健康運(科学的根拠有!)
  • 離婚しても性的関係を続けるカップル増加中。 なぜ…?
  • 男性は女性より清潔!? 大規模調査が明かす衝撃の結果(食事中の方はお控えください)
  • なぜ世の中は美人だらけにならないのか 魅力的なハエが教えてくれるその答え
  • 「犬は人間のパートナー」に納得!ヒトと犬で共通する遺伝子があった
  • 「寝だめ」で健康悪化?なぜやっちゃダメなのか?
  • 朝、口の中がカラカラで目覚める…それは口呼吸のせい! 口呼吸を治すオモシロ体操って!?
  • 高齢者や乳幼児の水分補給習慣をサポート!乳酸菌飲料の効果とは
  • 「携帯電話を使うと脳腫瘍に」この大論争、結末はどちらに着地?
  • 睡眠からエボラ出血熱の治療まで!? 素晴らしき暗黒のホルモン「メラトニン」って何だ
  • 元気になるし美味しい!? でも意外に知らないエナジードリンクの体内への本当の影響
  • 誰にも起こるSFのような事実。自分の中に別人の臓器や意思が存在?
  • 朝が辛い…早起きできないあなたに贈る、絶対に?寝坊しない方法
  • 英語学習、ビデオ教材は遠回りかも 日本人の言語処理は変わってる?
  • 新緑の京都で至福の眠りを 「ねむり展」でよく学び、よく眠ろう
  • 何と縄文時代は15歳だった!過去から現在、日本人の平均寿命の変化
  • 2言語を話すだけで認知症発症が5年も延びる!? 今からでも遅くはない大人の外国語学習
  • 大統領候補の健康維持法。あのトランプ氏の運動が「らし」過ぎる!
  • 緑の多い場所に行くだけで寝不足解消!? 高齢の男性には特に効果大!
  • 閉経後1/3の女性が悩む不眠症 薬も通院もしないで克服する方法とは
  • 「仕事のストレスで眠れない」?有名創業者が行う1分!解消方法とは
  • ミドリムシは昆虫? 世界の飢餓を救うか、超高栄養価の昆虫食の今
  • 究極「寝るだけダイエット」。何時間寝るのが最適な睡眠時間?
  • 中年世代でも確認・検証済み! たばこをやめると友達が増える
  • 超カンタン「仕事中毒」診断をしてみよう!働きすぎで精神疾患率UP
  • インドア派が危ない!? 子どもの骨が曲がる!? 戦後消えたはずの「くる病」が増加中
  • 眠れない夜の「羊が一匹…」 は効果があるのか? の謎が今解明!