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CIRCL編集部

睡眠中は風邪を引きやすい!?冬場の風邪予防は睡眠環境から

 「朝起きたら喉に痛みを感じる…風邪をひいてしまった」という経験は、誰しも一度くらいはあるのではないだろうか? 風邪をひくと体がだるくなり眠気が起こるが、これは、体の免疫系が細菌やウイルスと戦っている証拠であり、眠ることで免疫力が高まるのであるという。しかし、一方で、睡眠中は無防備で風邪をひきやすい状態でもあり、睡眠環境をしっかりと整えて眠る必要がある。

睡眠不足で体の抵抗力が下がる

 一晩でも寝不足だと、私たちは元気がなくなったり、イライラしたりするように、睡眠には脳や体を休息させ、疲労を回復させる働きがある。睡眠中、私たちの脳や体の中では、細胞レベル、遺伝子レベルで、実にさまざまなことが行われているのである。そのため、睡眠不足が長期化すると、一晩眠っただけでは取り返しのつかない大問題を引き起こすことにもなる。免疫力が低下し、その結果、がんや感染症にかかりやすくなるのもその一例である(※1)。

 睡眠中は日中の活動によって傷んだ細胞や、紫外線によって傷つけられた遺伝子が修復される。また、成長ホルモンの働きによって、体の種々の細胞が再生され、免疫力が高まる。傷が治ったり、風邪が治ったりする、いわゆる自己治癒力を促すのが成長ホルモンであり、睡眠である。免疫力が高まるということは、がんになりにくい体が作られるともいえるのである(※1)。

眠っている間は無防備

 睡眠で免疫力が高まるとはいえ、睡眠中は逆に、風邪に対して最も無防備な状態でもある。風邪のウイルスや細菌は、まず喉や鼻から感染することが多く、大きく口を開けて眠ったり、乾燥した部屋で眠ったりすることは、これら微生物の感染機会を高めることになるのだ。

 そのため、朝起きたら喉に痛みを感じるようになっていたなど、睡眠中に風邪をひいてしまうこともある。また、睡眠中は体温が下がるため、体温を逃さない対策をせずに寝ると夜中に体が冷えてしまうことも多く、それも風邪の原因となるので注意が必要だ。

睡眠環境を整えて風邪の対策を

眠るときはしっかりと環境を整えて眠ることが、風邪の対策には大切である。喉の乾燥を防ぐためには、冬場は加湿器で室内を適度に過湿し、マスクをして眠るのも一つの手段である。

 また、夜中に体が冷えないように、しっかりと掛け布団をかけ、場合によっては、軽くエアコンをかけて適温を保つのもよいだろう。加えて、部屋の中でも窓際は空気が冷たくなりがちなので、雨戸やカーテンを閉めたり、窓に断熱シートなどを貼ったりするのも有効である。

 冬は冷たく乾燥した空気により、風邪が流行しやすい。しっかりと睡眠をとり、免疫力を高めておくことは必須だが、まずは睡眠環境を整えることが、冬場の風邪予防にはとても大切なこととなろう。

参考・引用

  • ※1:ホルモンを活かせば、一生老化しない 根来秀行・著 PHP研究所・刊
  • 参考:ヘルスケア大学 風邪と睡眠の関係 http://www.skincare-univ.com/article/008952/

WRITER

Hashimoto.M

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