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CIRCL編集部

ポイントは昼寝!夜に幼児をぐっすり眠らせる方法

 生まれたては眠ったり起きたりを繰り返していた赤ちゃんも、1歳半にもなると夜にまとまった睡眠を取れるようになる。育ちざかりの幼児に睡眠は重要だが、夜に子どもがなかなか寝なくて困ったということは多くの親が経験しているだろう。幼児の寝付きが悪い原因間違った昼寝の方法がある。

研究で明らかになった、幼児の睡眠リズム

 聖路加国際病院の研究チームによって、1歳半の幼児の睡眠時間の研究が行われ、次のような結果が出た(※1)。
・平均の就寝時間は午後9時40分で、起床時間は午前7時5分、睡眠時間は9.4時間だった。
・平均の昼寝時間は1.9時間で、午後3時13分に終えた。
今までもこのような研究は行われていたが、母親からの聞き取りがメインだったという。しかし今回、幼児に小型の測定器を取り付け、睡眠の時間や時間帯を調べたそうだ。

平均から大きく外れる幼児も

 上に挙げた結果は全体の平均的な時間で、調査の中では昼寝時間が多いために夜の睡眠時間が減っている子どももいたそうだ。また、昼寝の時間が遅くなると、夜更かしの傾向がみられ、同じく睡眠時間が減ったそうだ。これを受け、研究チームは幼児の昼寝は2時間程度、午後3時半までに切り上げるようアドバイスしている。

昼寝をしない保育園もでてきている

保育園では午後過ぎに、いっせいに園児を昼寝させる光景がよくみられるものだ。しかし最近になって、4、5歳の園児を対象に昼寝を行わないところが増えているという。これは厚生労働省の保育指針から日課としての昼寝が見直されたためだ(※2)。筆者も経験があるが、4歳の頃の保育園のお昼寝タイムは、起きている友達とおしゃべりするだけの時間だった記憶がある。

全員一緒でいいの?幼児の昼寝の取り扱い

 幼児の睡眠リズムを考慮して、保育園などで昼寝が検討されるのはよいことだ。しかし、そもそも睡眠は個人差があるもので、成人でも睡眠時間が6時間で平気という人もいれば、最低でも8時間ほしいという人もいる。同じように、昼寝が必要な幼児もいれば、そうでない幼児、さらに幼児ごとに必要な昼寝時間は異なるだろう。

 保育士の不足が問題となっている昨今だが、幼児の昼寝の多様性にも配慮したいものだ。

参考・引用

  • ※1:朝日新聞デジタル 赤ちゃんの昼寝、理想は2時間 長すぎると寝付き悪く http://digital.asahi.com/articles/ASJBC4H1WJBCULBJ00H.html?rm=389
  • ※2:ヨミドクター 保育園の昼寝、見直し広がる https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20101111-OYTEW55693/

WRITER

harappa

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