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CIRCL編集部

夫婦円満の秘訣は、睡眠スケジュールを〇〇にすること?

 一緒に暮らす夫や妻、パートナーと起きる時間、寝る時間は同じだろうか、バラバラだろうか。わが家は、夫が朝型、妻である筆者は夜型で、夫の方が毎日、早く起きて早く寝る。筆者の方が寝る時間も起きる時間も遅い。つまり、睡眠スケジュールはバラバラだ。

 夫婦円満の秘訣(ひけつ)はいろいろあるが、睡眠スケジュールにも関係があるようだ。

同じ睡眠スケジュールの夫婦は2割

 睡眠スケジュールが同じだという夫婦はどれぐらいいるのだろうか。夫婦が起きる時間についての国の統計をまとめた広島大学の調査では、同じ時間に起きる夫婦はたったの2割しかいない。妻の方が起きるのが早いと答えている人が5割を超えていて、夫の方が早いという人は2割強だ。妻の方が早起きである夫婦が多いのは、朝ご飯を作ったり、片付けをしたり、洗濯をしたりと妻が家事を担当している夫婦が多いから、という分析だ(※1)。夫婦によって理由はさまざまだが、夫婦の睡眠スケジュールを合わせるのはなかなか難しいものというのが現実だ。

睡眠スケジュールが同じであればあるほど、妻は結婚生活に満足

 夫婦が仲良く暮らすためには、やはり睡眠スケジュールは同じ方がいいのだろうか。アメリカのピッツバーグ大学心理学部の研究チームは、46組の夫婦の睡眠サイクルを10日間にわたり調査した。その結果、1つのベッドで寝ている夫婦を「仲の良い夫婦」だと定義した上で、仲良し夫婦は就寝時間と起床時間の75%が同じ、つまり、10日のうち7.5日は同じ時間に起きて、同じ時間に寝ていることが分かったのだ。

 また、結婚生活に対する妻の満足度が高ければ高いほど、夫婦の就寝時間と起床時間が同じ割合が増える、つまり睡眠スケジュールが同じ日が増えることが分かった(※2)。夫婦円満の秘訣は睡眠スケジュールが同じということが言えそうだ。

早く寝た方は睡眠を邪魔される

 同じ時間に寝て起きてという生活スタイルは、そもそも仲が良いからできることなのだと思うが、バラバラの時間に寝たり起きたりすることはけんかを引き起こす、とする調査結果もある。

 イギリスのベッドメーカーが2000人を対象に行った調査では、3割以上のカップルが睡眠スケジュールの違いが原因でけんかになったことがあると答えている。片方が寝ているベッドに、好きなテレビ番組を見終えたもう片方が入ってくるとき、寝室を歩く足音がうるさかったり、布団を引っ張られたりと、睡眠を邪魔されけんかになるのだ(※3)。同じ時間に寝ていさえすれば、夫婦のけんかが1つ減るのだ。

 仕事のスタート時間や勤務場所の関係、子どもがいるかいないかでも違うだろうし、多くの夫婦が睡眠スケジュールを完全に一緒にするなんて無理と思っているかもしれない。しかし、調査でも明らかだったように、1日でも一緒の時間に寝たり起きたりすれば、その1日分仲良くなれるのである。まずは週末どちらか1日分の睡眠スケジュールを同じすることから始めてみてはいかがだろうか。

参考・引用

  • ※1:タイミングからみた夫と妻のタイムプレッシャ p359,360 https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/1/14465/20141218100810537647/Kyoikugaku_kenkyuka_2_54_355_361_hirata.pdf
  • ※2:Couples sleep in sync when the wife is satisfied with their marriage http://www.aasmnet.org/articles.aspx?id=4785
  • ※3:Come to bed, dear! Most couples now turn in at different times due to heavy workloads, unsociable hours or our social lives http://www.dailymail.co.uk/news/article-3123968/Come-bed-dear-couples-turn-different-times-heavy-workloads-unsociable-hours-social-lives.html

WRITER

kix

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