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CIRCL編集部

声の高さは職業や社会的地位に影響するのか?

 他人から自分がどう見られているのかは、やはり気になるものだ。視覚的なものとしては、容姿はもちろん、表情やしぐさ、清潔感などの身だしなみも人から見られる評価ポイントになる。また、聴覚的なものによる評価もあるだろう。声の高さや大きさ、速さといったところだろうか。

 今回は、他人からの声の評価について考えたい。

声の低い人は好感度が高い

 以前、このサイトで、声の低い人は好感度が高いという話をご紹介した(https://www.circl.jp/5811)。低い声は「強さ」と「有能さ」を伝えるので、政治家や経営者は声を低めに出すと、リーダーとして好まれ、頼られる存在となるのに有利なのだ。政治家や経営者でなくとも、強さと有能さを人に伝えたいときには低い声を出すとみんなに信頼してもらえるかもしれない。

社会的地位と声の関係

 そこで次は、社会的地位と声の高さの関係についてだ。社会的地位が高いと評価されている職業というと、何を思い浮かべるだろうか。ある就活サイトによると、大学教授、医師、弁護士、公認会計士、パイロット。このような職業が並んでいる(※1)。また、裁判官を挙げる人もいるようだ。資格が必要で、しかもなるのに大変な苦労を要する仕事ばかりだ。

社会的地位が高い人は声も高い?

 サンディエゴ州立大学などの研究グループは、社会的地位が高い人の声の特徴について調べた。その結果、地位が高い人の声は、地位が低い人の声と比べて音が高い上、声の大きさも大きく、また、声の大きさについての変動幅が大きくなることも分かった。声が高く、大きいというのは、地位が高い人のイメージがなんとなく湧くのではないだろうか。「堂々としている」といった印象だ。

聞き手に回り、声を聞いてその人の社会的地位を判断してみる

 さて、聞いている人は聞いた声から人の地位の高さを当てることはできるのだろうか。このゲームのような話もサンディエゴ大学などの実験によって証明された。声が社会的地位の順位付けにどのような影響を与えるかについて調べたところ、声の音が高いこと、声が大きいこと、声の大きさの変動が大きいことという3つの要素から、話す人の地位を正確に当てることができた(※2)。

 相手を判断するとき、その人の声の高さ、大きさで社会的地位を判断することが可能だし、逆に、周りから判断されるときも、同じポイントで見られていることが分かった。

 前段で挙げた社会的地位が高い職業の人たちが必ずしも高く大きな声というわけではないが、もし、社会的地位が高い人に見られたいのなら、高い声と大きな声で話してみるといいかもしれない。そして、先に挙げたように好感度アップなら低い声であるという結果も出ている。

 どのような自分になりたいのか、見られたいのか。高い声、低い声、どちらも捨てがたい。大いに悩んでいただきたい。

参考・引用

  • ※1:社会的地位の高い仕事と評価される職業 https://careerpark.jp/7973
  • ※2:The Sound of Power Conveying and Detecting Hierarchical Rank Through Voice http://pss.sagepub.com/content/early/2014/11/20/0956797614553009.abstract

WRITER

kix

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