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CIRCL編集部

年齢に見合った生き方「ウェルエイジング」の根幹は胃腸の〇〇にある?

 年齢相応に年を取り、その年齢を楽しもうという考え方「ウェルエイジング」。できるだけ老化しないようにする「アンチエイジング」がもてはやされている中、年齢に見合った生き方をして、自然に年を取っていこうとするウェルエイジングという生き方を選ぶ人も増えてきている。健康的に年を重ねるウェルエイジングという生き方に重要なのは、やはり胃腸の健康だ。無理せず食を楽しみながら健康的な生活、それが一番なのかもしれない。

現代医療とも重なる「QOL」を重視する生き方

 ウェルエイジングの考え方は、現在の病気との向き合い方にもつながってくる。とにかく体を若く保ち、病気をしないようにしようというアンチエイジング的な考え方ではなく、病気があってもそれとうまく付き合って、その生活を楽しもうというのがウェルエイジング。今の医学では当たり前の「QOL=生活の質」を重視する生き方である。

QOLを高く保つために必要な食の充実

 QOLにはさまざまな要素があるが、人間の本質的な欲求である「食」を充実させることは非常に重要だと考えられる。いくつかの研究から、食事満足度が高い人は幸福度や生活満足度が高いという調査結果も出ている。さらに食事満足度が高ければ、余暇・人間関係・性生活にも満足できる傾向もみられる(※1)。やはり食生活への満足度が、年相応の生活を楽しむウェルエイジングには重要だ。

食生活を改善して付き合っていく胃腸の「機能性疾患」

 食生活を満足させる要因はいくつかあるが、やはりその基本は胃腸の健康であろう。胃腸の病気には、治療が必要な「がん」「潰瘍」「炎症性疾患」と、治療をしなくてもうまく付き合っていくことができる「逆流性食道炎」「慢性胃炎」「過敏性腸症候群」などの「機能性疾患」がある。

 機能性疾患のコントロールには、治療以外の健康的な食生活も重要だ。三食しっかり決まったリズムで食べることで、胃腸もそのリズムに合わせて動くようになり、自律神経も整ってくる。機能性疾患は自律神経の影響を強く受ける病気であるため、自律神経のバランスを整えることで改善が見込めるのである(※2)。

誰とどう食べるかも食生活の満足度に影響

 さらに、食生活の満足度を上げるためには、食事の内容やリズムだけでなく、誰とどう食べるかも重要である。家族と一緒の食事をしている人や、「一緒に食べるのが楽しい」と感じている人は食生活の満足度は高い傾向にある(※3)。こうしたこともウェルエイジングには重要な要素だろう。

 無理をせずに年を取ること自体を楽しむウェルエイジング。その根幹は胃腸の健康である。「自然に食べ、自然に年を取る」これからの高齢化社会を生きる一つのモデルとなるだろう。

参考・引用

  • ※1:勤労者における食事満足感と幸福感・生活満足度との関連 http://www.juntendo.ac.jp/hss/albums/abm.php?f=abm00007563.pdf&n=2013-M-817.pdf#search='%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB+%E6%BA%80%E8%B6%B3%E5%BA%A6+QOL+%E5%BD%B1%E9%9F%BF'
  • ※2:胸やけ、胃もたれ、便秘…おなかの不快症状の原因は? http://mainichi.jp/premier/health/articles/20150605/med/00m/010/004000c
  • ※3:東京都 食生活の満足度 http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2014/10/60oau130.htm

WRITER

Daisuke Goto

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