CIRCLから読者の皆様へ大切なお知らせ

睡眠・健康マガジンCIRCLは、この度の医療系メディアの信ぴょう性や著作権に関する一連の問題を、健康系情報を扱うメディアとして真摯に受け止め、自主的に掲載中の記事を見直すことを決定いたしました。少しでも多くの方に正しい情報をお届けするため、当メディアの掲載基準を見直した上で運用を徹底して参ります。品質を満たしていない可能性のある記事は非公開にしてまいります。一部ブックマークやシェアいただいた過去記事で見られないものが発生するなど、日頃よりご愛顧くださっている読者の皆様には多大なご迷惑をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます。今後ともCIRCLを何卒よろしくお願い申し上げます。
CIRCL編集部

つわりが流産のリスクを減らす?つらい経験に明るい光

 産まれてくる赤ちゃんを待つ幸せいっぱいのはずの妊娠中の女性にとっても、つらいものがある。妊娠初期のつわりだ。吐き気に襲われ、食べ物はあまり喉を通らず、この時期、体重が減る人もいる。

 妊娠したほとんどの女性が口をそろえて「つらい」と訴えるつわりだが、「つわりがあってよかった」、そんな研究結果が明らかになった。

なぜ、つわりは起こる?

 つわりは、吐き気を感じたり、嘔吐(おうと)したり、食欲がなくなったりする症状で妊娠2カ月目ぐらいから始まり、ほとんどの人は妊娠4カ月ぐらいでおちつく。(※1)

 なぜ、つわりがあるのかについてははっきりしたことは分かっていないのだが、「ホルモンの影響」という説や「食べ物や飲み物の中に含まれる、病気の原因となりうるものや毒素から赤ちゃんを守っている」と考える専門家もいる。

つわりを経験した人と経験していない人 流産のリスクに差

 アメリカの国立衛生研究所は、妊娠した女性約800人を対象につわりの経験と流産のリスクについて調査した。妊娠2週目から8週目まで、つわりがあったかどうかを毎日記録してもらい、さらに36週目までは毎月、自分の症状についてアンケートに答えてもらった。

 その結果、妊娠8週目までに57.3%の人が吐き気を訴え、26.6%が嘔吐を伴うつわりを経験したことが分かった。また、約800人のうち188人が出産には至らず流産した。研究チームがつわりと流産のリスクの関係を分析したところ、つわりを経験した人は、経験していない人に比べて、流産のリスクが少なくとも半分に、最大でリスクは4分の1になることが分かったのだ。

 なぜ、流産のリスクが下がるのかについて研究チームは明らかにしていないが、つらい経験に明るい光が差したことは事実である。

つわりは赤ちゃんが健康でいてくれる証し

 つわりが赤ちゃんを守ってくれていると考える専門家がいると前段で言及したが、実際、妊娠中の女性の中には、つわりがあることで赤ちゃんがおなかの中にいることを実感できると話す人も多い。

 また、つわりは仕事をしたり外に出掛けたりした方が気にならないようだ。赤ちゃんが健康に産まれてくる証拠だと思ったら、ますますつわりを忘れられるかもしれない。

つわりがない人もいるのであくまでも個人差

 ここまで読んでくると、つわりがない人は心配になるかもしれないが、その必要はない

 2児の母でもある筆者は、2回の妊娠ともつわりが全くなく、特に妊娠初期はおなかがほとんど目立たないので、赤ちゃんが本当に元気にしているのかどうか毎日心配で、ほっとできたのは月1回の妊婦健診のみという経験がある。でも、実際に健康そのもの元気いっぱいの赤ちゃんを2人授かることができた。つわりがないという人も流産するのではないかと、くれぐれも心配しすぎないでほしい

参考・引用

  • 参考:NIH study links morning sickness to lower risk of pregnancy loss https://www.nih.gov/news-events/news-releases/nih-study-links-morning-sickness-lower-risk-pregnancy-loss
  • ※1:妊娠悪阻はいつからいつまで続く?平均期間は?
    http://www.skincare-univ.com/article/018991/

WRITER

kix

タグ

ARTICLE

  • 過信禁物!「自分は大丈夫」タイプほどかくれ不眠・睡眠障害リスク高
  • うつの兆候、悪夢を撃退 手ぶらでできる簡単な方法とは
  • 要注意…5日間の睡眠不足で「怒られた記憶だけ残る」うつ予備軍に
  • 「ミルクを飲むとよく眠れる」の本当のところ
  • <夏特集>夏休み 頭痛を訴える子供に マッサージで体も心も柔らかく
  • 日本の快挙が続くリオ五輪 料理で学ぶ開催国ブラジル
  • アメリカの睡眠事情「眠らない」州はどこだ?
  • 温度調節だけで熱帯夜の寝苦しさは乗り越えられない! 寝室と寝床の湿度50%をキープせよ
  • 夢はなぜ見るのか。レム睡眠中の超膨大な脳活動、画像処理があなたを夢見させている
  • <夏特集>「夏はカレー」実は、理にかなっていた あとひと手間で更に元気な夏を!
  • 今年は申年! ベッドで熟睡…猿は良質な睡眠のプロだった
  • 下の子が産まれるとき、上の子にどう伝えるべき?二人目育児で大切なこと
  • 不眠に効果抜群、荒療治?「眠ってはいけない」環境で眠れるように
  • 驚くほど当たる… 「食事の仕方」で分かる本当の性格
  • 離婚率が下がる?夫婦のための月1回デートのススメ
  • 不快!と毛嫌いしないで! 「ため息」は人が自分を守る回復の試み
  • 仕事や人生に疲れたらオ・ト・ナのぬり絵!? ココロとカラダに効く芸術療法とは
  • インドア派が危ない!? 子どもの骨が曲がる!? 戦後消えたはずの「くる病」が増加中
  • 中年は不幸でうつも多い? 50〜54歳は人生の満足度と幸福度が最低
  • 名前に願いを込めて…慶大のMIRAGE症候群発見で子どもの難病に光
  • 米国で熱視線!ふわっふわのクラウドブレッドで美味しくダイエット?
  • 骨盤を元の位置に戻すってどうゆうこと? 自力でできる骨盤矯正
  • 睡眠薬を飲むのは嫌!…ならばサプリや食品は? グリシンで不眠解消
  • 泊まれる本屋がある! 本を読みながら至福の寝落ち
  • 統計調査で判明 イマドキの20代女性は40代女性よりもサビていた!?
  • どの写真が好き?4枚の写真の中から選ぶだけ。一瞬で分かるあなたの本当の能力
  • <夏特集>プールへ入る前、オトナの正しい体操
  • 犬を飼っている人は健康に?愛犬が救うこれからの高齢化社会
  • 実在するサイト「ドリームバンク」で昨夜のあなたの夢、分析してみませんか?
  • ウトウト中の脳内はどうなってる? その解明が居眠り運転防止に一役
  • 目を守れ! 紫外線は目から入り全身にシミを作る
  • <秋特集>行楽シーズン到来…なのに少し歩くだけで足の裏が痛くなって辛い。どうすれば良いの?その原因と対処法を紹介
  • シフト勤務に優しくしよう!? 不規則に働く人の体内で起こる変化
  • あんなトコロでお泊まり!? 大人のリアルお泊まり、スリープオーバー
  • 10代、20代の女性は「自分の体を好きでない」 痩せ型理想体形の呪縛
  • デリケートゾーンのかゆみやカンジタ感染 原因は下着の素材かも?
  • ポジティブ思考のススメ「よく眠れた?」への答え方であなたの1日が変わる
  • 誰にも起こるSFのような事実。自分の中に別人の臓器や意思が存在?
  • <夏特集>「熱中症の常識」それ本当? ウソ・ホント◯付け
  • マンネリカップル必見!あんなキスの方法まで!? 実は11種類もあったキスの仕方
  • 衣類に付いたたばこの臭いで健康被害!? 「
  • 世界が驚くその心理。 日本人は行列好き?背後に「協調」アリ?
  • <冬特集>どう防ぐ? この冬の新型ノロウイルス大流行に備えた具体的アクション
  • 1000人に1人発症!? デート中に突然眠り始めてしまう障害
  • バスの揺れや拍手でじんましん!?「振動性蕁麻疹」の症状と原因とは