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CIRCL編集部

糖尿病や肥満の原因にも?あなたの生活の中で体内時計を乱すもの

 昼間はしっかり働いて、夜はきちんと睡眠を取る。毎日、当然のように行っていることだと思うが、これが当然のようにできるのは、約24時間サイクルで働いてくれている体内時計のおかげだ。昼間、動いて、夜、睡眠を取るのに最適な環境を整えてくれているといえる。

 しかし、もし、これが狂ってしまったら、あなたは睡眠不足に陥り、昼間、元気に過ごすことができなくなってしまうかもしれない。体内時計を乱す原因を探ってみたい。

夜のLED照明

 夜、寝る前にスマートフォンを見たり、パソコン作業をしたりすると睡眠に悪影響があることは知っている人も多いかもしれない。画面から出るブルーライトがメラトニンという睡眠を促すホルモンの分泌を抑えてしまうからだ。

 注意したいのはスマホやパソコンのブルーライトだけではない。蛍光灯や白熱灯に代わって、今後、増えることが見込まれるLED照明だ。LEDの光にはブルーライトが含まれているのだ。朝、起きるときにLED照明を使うと最高の目覚めをもたらしてくれるのだが、逆に言うと、夜にはあまりおススメできない照明ということになる。つまり、夜も覚醒させてしまうのだ。まさか、家庭内の照明を朝晩で取ったり付けたりするわけにもいかない。専門家は、夜間は目に直接光が当たる天井からの照明ではなく、足元の間接照明を使うことを提案している。

光の感受性 子どもは大人の2倍

 特に、子どもがいる家庭は夜間の照明に細心の注意を払っていただきたい。これまでの研究で、同じ明るさの光で比較すると、子どもは光に対する感受性が大人の2倍高いことが分かっている。明るい光はメラトニンの抑制につながるので、就寝時刻の3~4時間前から室内の照明を落として過ごすことが大切だ。これが子どもの体内時計のリズムを守る。

実は睡眠に良いとは言えない夜間のランニング

 ここ数年、健康志向からランニング人口が増えている。走ることそのものは良いことなのだが、問題は走る時間帯だ。仕事帰りにでも寄れるように深夜まで営業しているフィットネスクラブもあるようだが、実は夜の運動は睡眠に関しては良いとはいえない。夕方の運動は睡眠中の交感神経を活発化させ、体温も上昇させるので、睡眠に悪影響を与えるのだ。

運動に最適な時間帯は朝

 ではどの時間帯がいいのか。朝だ。朝の運動は睡眠中の副交感神経を活発化させて体温も下げる良い睡眠が取れる条件をバッチリ整えてくれるのだ。もし、ナイトランニングを日課にしている人がいるなら、出勤前の早朝ランニングに切り替えてみてはどうだろうか。

不規則な食生活も体内時計を乱す

 食事時間も体内時計の影響を受けていると考えられている。もし、朝食を抜いたり、寝る直前に夕食を食べたりしたら大変なことになるのだ。脳の体内時計は食べるべき時間を刻んでいる一方で、おかしな時間に食べたり、食べるべき時間に食べなかったりすると臓器の体内時計が狂い、2つの体内時計がバラバラに動くという状態が生まれる。この体内時計のずれが、糖尿病や肥満を引き起こす原因になると指摘されているのだ。

心と体のために体内リズムを整えよう

このように生活の中には、意外にたくさんの体内時計を乱すものが普通に存在している。心あたりのある人は1つ1つ改善していくことが必要だ。心と体の健康は体内時計のリズムを整えるに限るといっても過言ではないのだ。自分自身や家族の健康を考えた時、規則正しい生活を維持することからはじめていただきたい。

参考・引用

  • 参考:生活環境と生物時計 https://www.jstage.jst.go.jp/article/seikisho/53/2/53_69/_pdf

WRITER

kix

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