CIRCLから読者の皆様へ大切なお知らせ

睡眠・健康マガジンCIRCLは、この度の医療系メディアの信ぴょう性や著作権に関する一連の問題を、健康系情報を扱うメディアとして真摯に受け止め、自主的に掲載中の記事を見直すことを決定いたしました。少しでも多くの方に正しい情報をお届けするため、当メディアの掲載基準を見直した上で運用を徹底して参ります。品質を満たしていない可能性のある記事は非公開にしてまいります。一部ブックマークやシェアいただいた過去記事で見られないものが発生するなど、日頃よりご愛顧くださっている読者の皆様には多大なご迷惑をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます。今後ともCIRCLを何卒よろしくお願い申し上げます。
CIRCL編集部

中年太りのぽっこりおなかどうしたらいいの?原因から迫る、運動と胴回りの関係

 筆者は現在40歳。30代前半までは食べてもそう太ることもなかったし、ちょっと運動をすれば簡単におなかが引っ込んだ。しかし、どうしてか30代後半からそれがうまくいかなったと感じている。最も気になるのが下腹部のいわゆる“ぽっこりおなか”だ。同い年の夫も全く同じ悩みを抱えている。このおなか、一体どうしたらいいのだろうか

「中年太り」なぜ起こる?

 「中年太り」が言葉として存在しているように、筆者ら夫婦だけでなく世の中の40代より上の年齢の人たちは「太りやすくなった」「痩せにくくなった」と同じ悩みを抱えている。なぜこうなってしまうのか。

 原因は悲しいことに「老化」にある加齢によって筋肉量がどんどん減ってしまうのだ。筋肉量が減れば、エネルギー代謝量が減る。従って、20代や30代の頃と同じ量を食べていたらどんどん太ってしまうし、若い頃と同じ程度の運動をしても痩せにくいというわけだ(※1,2)。

中年のぽっこりおなかに効果の高い運動は何か?

 中年太りのおなかをスリムにするにはどの運動が最も効果が高いのか。アメリカのハーバード大学とマサチューセッツ薬科大学の研究チームは、40歳以上の健康な男性1万人あまりを対象に12年間にわたり調査した。ウエートトレーニング有酸素運動その他の運動という3つの種類のエクササイズをしてもらい、胴回りにどのように影響するのかを調べた

ウエートトレーニングが最も効果アリ

 調査の結果、1日20分間のエクササイズが増えれば増えるほど、胴回りの減少に効果があることが分かった。最も効果的だったのがウエートトレーニングでエクササイズ1回あたりの平均がマイナス0.67センチ。次に有酸素運動でマイナス0.33センチ。庭仕事や階段上りはマイナス0.16センチだった。ちなみに、エクササイズをせずにテレビを見ていた人はプラス0.08センチだ(※3,4)。

 増えるにせよ減るにせよ、ちりも積もれば山となるである。エクササイズを継続した人はぽっこりおなかとお別れができるだろうし、テレビを見続けた人はぽっこりおなかが成長することだろう。

ウエートトレーニングと有酸素運動を組み合わせるのが理想的

 研究チームの調査で、体重を減らすことに関しては有酸素運動が最も効果があることが分かった。研究チームは健康的な体重とウエストラインを維持するためには、ウエートトレーニングと有酸素運動を両方行うことが理想だとしている(※4)。

 ウエートトレーニングはウエストだけでなく、体全体の筋力アップにつながり、結果的に基礎代謝を上げることが可能だ。ぽっこりおなかのそもそもの原因を撃退できるのだ。そのテレビの時間をぜひエクササイズに使って、おなかのプラスをマイナスに変えていただきたいと思う。

参考・引用

  • ※1:加齢とエネルギー代謝 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-02-004.html
  • ※2:中年太りは老化現象のひとつ 「酸化」「糖化」「ホルモンの変化」を抑えて太らない体に! http://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/illness/201003-01.html
  • ※3:Weight training, aerobic physical activities, and long-term waist circumference change in men. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25530447
  • ※4:Weight training appears key to controlling belly fat https://www.hsph.harvard.edu/news/press-releases/weight-training-appears-key-to-controlling-belly-fat/

WRITER

kix

ARTICLE

  • 危険!「鉄分は多く摂れば良い」は間違い。がんや死亡率と大きく関連
  • やはり日本の公的医療制度は世界一!? 世界各国の医療保険の仕組み比較
  • 前日の食事内容を思いだせない人は要注意! 肥満と記憶の関係
  • 統計調査が明かした「キッチンを散らかすと太りやすくなる」のホント
  • クラシック=眠くなる は本当? 眠れない人必見!睡眠と音楽の深い関係
  • 日本の悪しき伝統「寝る間を惜しんで」。睡眠以外の脳力UP方法は?
  • 「野菜と果物は健康に良い」は本当か 20年越しの研究が示す真実とは
  • 「平均睡眠時間ワースト2位の日本」で一番寝ていないのは?職業別睡眠時間
  • 止められるか?アレルギーマーチ 赤ちゃんのうちの全身保湿が重要
  • <冬特集>CIRCL的 静電気考察。 静電気は睡眠と深い関係あり
  • 「明るい夜」の功罪? アルゼンチンの狩猟民族に見る自然光の睡眠効果
  • 朝が辛い…早起きできないあなたに贈る、絶対に?寝坊しない方法
  • 超簡単。しっかり寝た、と思い込むだけでテストの成績がアップ!? 睡眠のプラセボ効果
  • 数年後に現れる恐怖の「隠れジミ」 カロテンを含むジュースで撃退!
  • 変貌した下町 “山谷” が外国人観光客の人気宿泊街に!
  • 冬は気持ちが落ち込む…日本でも起こる「冬季うつ病」を防ぐTIPS
  • 美容と健康の大敵「活性酸素」は睡眠中ほとんど生成されない
  • 肉食動物のライオンやネコ 今流行りの「野菜バーガー」で生きられるのか? ポイントは内臓にあり
  • 恋愛で左脳が活発化! 親子と恋人、キス時の頭の傾け方が逆だった
  • 疲れが取れない…ストレスや精神疲労には、アスタキサンチンが効果
  • 3歳児が夜10時以降に寝る時代がキタ!? でもそれって大丈夫?
  • 依存・自殺・自傷に繋がる処方箋なしの睡眠薬購入 日本でも増加中
  • 睡眠中のトイレ1回でも「夜間頻尿」背後に隠された重大な病気とは?
  • 同性愛者への理解が急拡大中「同性間セックスOK」が40年で4倍に!
  • 太る原因は不安定な睡眠のせい?忙しくてもできる生体リズムの整え方
  • 100年後の正確な天気予報や人工晴れも? 最新の気象テクノロジー
  • 睡眠の質が下がりやすい冬に備える!秋の眠りのコツ
  • 新発見! サーカディアンリズム(体内時計)調節の分子メカニズム
  • 夫婦円満の秘訣は快眠だった? 不眠で夫婦喧嘩リスクは2倍になる!
  • NBAやオリンピックで睡眠コンサルタント導入か 睡眠が成績向上に大きく影響
  • 脳も健康に?「脳のための」ランニングのススメ
  • 体内時計を意識した健康的な生活。ナチュラル・エイジングのススメ(後編)
  • 夫婦円満の秘訣は、睡眠スケジュールを〇〇にすること?
  • セックス後の「賢者タイム」に気持ちは無関係。男性だけ眠くなる科学的根拠が明らかに
  • 関節にまつわる都市伝説 "関節を鳴らすと骨が太くなる"のホントのところ
  • 女性4人中3人は「自分の裸が好きではない」 ポイントはお腹とお尻
  • リオ五輪聖火を運びこの世を去った形成外科医が残した「豊尻手術」とは
  • 技術はここまで進んだ!発展途上国の救世主となるか、iPhoneでマラリア診断が可能に
  • 赤ちゃんの安心感を優先して。 添い寝のススメ
  • 平均身長183cmで世界一 オランダ人の高身長の秘密は乳製品?
  • 日本で定着するか? 週休3日制、実は危険
  • 「13日の金曜日」は本当に怖い? その由来と統計調査が表す真実とは
  • 必見!超イタい首の寝違えにスグ効くストレッチ
  • 外食でもOK! 高血圧改善の「DASH食」 が美容にも最適と話題
  • メカニズム解明。睡眠不足でイライラ! ストレスの正体はゴキブリと関係?