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CIRCL編集部

社長の5人に1人はサイコパス?驚くべき統計結果

「サイコパス」――ここ数年で認知されてきた言葉の一つである。このサイコパス、その性質から意外なことに社会で成功した人たちの中にも多くいるという

例えば、ある意味最も社会で成功した人たちともいえる職業であるCEO(最高経営責任者)、いわゆる会社の社長である。実に犯罪者とCEOのサイコパスの割合がほぼ同じであるという驚くべき調査結果が出てきた

他人の痛みや悲しみを感じないサイコパス

まず、サイコパスとは何なのかを復習しておこう。サイコパスとは「適切な社会行動をとる上で必要な情動を経験することができない障害」だと言われている。

少しかみ砕くと、他人の痛みや悲しみへの共感の感情がないのである。これは「社会的に破滅的な障害で、例えば自己中心性、衝動性、無責任、浅薄な感情、共感性・罪悪感・後悔の念のなさ、というように情動、対人、行動面でのさまざまな特徴をもっている」とされている(※1)。

さて、あなたのまわりの人で心当たりはないだろうか?

CEOのサイコパスの割合は囚人と同じ

CEOとサイコパスの関係を発見したのは、オーストラリアのボンド大学の研究チーム。彼らはアメリカのCEO261人の調査結果から、彼らの実に21%が臨床的に明らかなサイコパス素因があるという結論を導き出した

サイコパスの割合は刑務所に入っている囚人で約20%という調査があるため、CEOに占めるサイコパスの割合は、囚人と同じか、それより多いくらいの割合である。 一般人のサイコパスの割合は1%と言われているので、CEOにおける割合が突出していることがわかる。

サイコパスの特徴が昇進に優位に

ではなぜCEOにサイコパスが多いのだろうか? それはサイコパスに共通の素因である無慈悲さや自己中心性、共感の欠如という性格が影響している。サイコパスは計算高く、成功のためにはモラルを破ることに何の良心も痛まない。また会社の成功はあくまでゲームのようなものであり、機械的に会社の最も利益になる選択をするという。

利益のためなら、簡単に周りの人を切り捨て、モラルを破ることができるため、成績が上がり、昇進しやすいと考えられる。そうして、CEOのような高い立場まで上り詰めるのである。

試用期間にサイコパスを見分けることが重要

また、この調査を行ったブルックス博士は、会社の雇用の際に、人格を軽視して学歴やスキルを重視しすぎるとサイコパスを雇ってしまうことがあると警告する。それにより最終的にCEOなどの会社の重役にサイコパスが入り込んでしまうと考える。彼は、雇用時には試用期間を設け、問題解決能力や他人とうまくやる能力を見極めたうえで採用することが望ましいと語り、そうした方法を実践するためのツールを現在開発している(※2)。

もしかして、あなたの上司もサイコパス?

CEOの5人に1人はサイコパスなのだとすれば、サイコパスの上司を持つ人は多いのかもしれない。上司の行動や言動に人間らしさを感じないのであれば、あなたの上司もサイコパスかもしれない。サイコパスはどこにでも潜んでいるのである。

参考・引用

  • ※1:サイコパスの脳病態と治療 : 神経心理学的研究を中心に http://www.ncnp.go.jp/nimh/pdf/kenkyu54.pdf
  • ※2:Your CEO could be an actual psychopath http://www.foxnews.com/health/2016/09/15/your-ceo-could-be-actual-psychopath.html

WRITER

Daisuke Goto

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