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CIRCL編集部

幸せになる能力とは?満足できる休息時間が幸福度を上げる

 あなたは日常生活で満足に休息を取れているだろうか? 科学の発展に伴ってどんどん世の中が便利になり、人がやらなくてはならない仕事が減ってきているはずなのに、なぜか生活は忙しくなるばかり。世界の人々の休息事情を見てみよう。

休息が足りない人は68%。十分に休息が取れると幸福度は2倍。

 イギリスのダラム大学の研究者が、134カ国、18,000人を対象に、休息やリラクゼーションに関する調査を行った。その結果、68%の人が、「もっと休息が必要である」と考えていることが分かった。一方、休息が十分に足りていると答えた残りの人は、休息が足りていない人に比べて、日常生活の満足度が2倍高いことも分かった。

休息を取る能力と幸福度には関連が

 この調査を行ったダラム大学の社会科学者、カラード博士は「休息を取る能力と幸福度には関連がある」と結論付けている。博士は、休息をしっかり取れるということは単に怠け者なのではなく、幸せになる能力だと考える。

年齢・収入・仕事内容が休息時間に影響

 ここ24時間の間でどれくらい休息を取ったかという質問に対して、「若い」「収入が多い」「看護などのケアに関連する職業」「シフトワーカー」では取れた休息の時間が短い傾向にあった。イギリス人の休息の平均時間は3時間8分だそうだ。

 それから、この調査で「もっとも休めているなと感じる活動は?」という質問への回答は「読書」「自然に触れ合う」「一人でいる」「音楽を聴く」「何もしない」の順番で多かった。多くの回答が「一人ですること」であり、休息時間は一人で過ごしたい人が多いようである(※1)。

日本では、半数以上が「平日の自由時間が2時間以下」

 この研究では国別のデータが出ていないため、日本がどの程度忙しいのかは分からないが、2015年のフレッシャーズの調査によると、日本では社会人の平日の自由時間は90~120分が一番多いという。そして、自由時間が2時間以下の人が半数以上を占めている(※2)。

 また、日本で行われた20歳以上1,275人への「くつろぎの時間にすることは?」という調査では、「テレビを見る」「お酒を飲む」「インターネット」「一人でボーっとする」「音楽を聴く」の順に多い結果となった(※3)。こちらもやはり一人ですることが多いようである。

日本では、半数以上が「平日の自由時間が2時間以下」

 世の中どれだけ便利になってもなぜか忙しさは変わらない。日本人だけでなく、世界の2/3の人が忙しくて十分に休養が取れないと感じているのである。

日常の幸せのために休息の時間をしっかりとろう

休息の時間が増えれば幸福度が上がる、当たり前のことではある。それでも、休息を取ることは怠けているのではなく、日常の幸せのために必要なことだと割り切って、自分の好きなことができる休息時間を取ってみよう。

参考・引用

  • ※1: Are YOU exhausted? Probably. Two-thirds of us feel we need more rest, global study shows http://www.dailymail.co.uk/health/article-3808777/Are-exhausted-Probably-Two-thirds-feel-need-rest-global-study-shows.html
  • ※2: サラリーマンの平日の自由な時間って1日どのくらい? 最多はたったの「90~120分」 https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/14152
  • ※3: あなたにとって「くつろぎの時間」とは? http://www.asahigroup-holdings.com/company/research/hapiken/maian/bn/201009/00349/

WRITER

Daisuke Goto

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